ワークグループからドメインの共有フォルダにアクセスする

 一般的には、ドメインの共有フォルダなど、ドメインの共有資源にアクセスするためにはクライアントがドメインに参加する必要があります。つまりワークグループ環境のクライアントからは、同じネットワーク上にあってもドメインの共有資源にアクセスすることはできません。ただし、この場合でも、クライアントのユーザー名とパスワードがドメインにユーザー登録されていれば、UNC名を指定することで共有フォルダにアクセスすることができます。
 また、Windowsのブラウジングでは、基本的にドメインとワークグループを区別しませんので、ワークグループ名をドメイン名と同じにすれば、ワークグループPCのネットワークコンピュータからドメインの共有資源をブラウズできるようになります。この方法は、UNCで指定する必要がないので、簡単にドメイン名あるいはワークグループ名を変更できるならば便利に使うことができます。