「ライセンス発行」のアプレットを開くと画面39-1が表示される。[購入の履歴] タブには、購入したサーバー製品の履歴が表示される。[製品の表示] タブ (画面39-2) では、このアプレットで管理する製品の購入数と使用数が表示される。[クライアント (接続クライアント数)] タブ (画面39-3) には、現在の接続クライアント数が表示される。また、[サーバー参照] タブ (画面39-4) ではネットワーク上の各サーバーのライセンス情報を見ることができる。ここで、製品名をダブルクリックすると画面39-5が表示される。
画面39-1:「ライセンス発行」アプレットの [購入の履歴] タブ画面
画面39-2:「ライセンス発行」アプレットの [製品の表示] タブ画面
画面39-3:「ライセンス発行」アプレットの [クライアント (接続クライアント数)] タブ画面
画面39-4:「ライセンス発行」アプレットの [サーバー参照] タブ画面
画面39-5:製品名をダブルクリックするとライセンスモードを変更する画面が表示される
「ルーティングとリモートアクセス」のアプレットは、Windows 2000をルーターまたはリモートアクセスサーバーにするための設定だ。最初にこのアプレットを開くと画面40-1が表示される。[サーバーの状態] からサーバー名を右クリックして [ルーティングとリモート アクセスの構成と有効化] を実行すると (画面40-2)、[ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード] が起動する (画面40-3)。
画面40-1:「ルーティングとリモートアクセス」のアプレット画面
画面40-2:サーバー名を右クリックして [ルーティングとリモート アクセスの構成と有効化] を実行する
画面40-3:[ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード] の画面
次に、どのような構成にするかを選択する画面が表示される (画面40-4)。ここではルーターにするか、リモートアクセスサーバーにするか、VPNサーバーにするか、などを選ぶことができる。
画面40-4:構成の選択画面
[インターネット接続サーバー] を選んだ場合は、[次へ] ボタンをクリックすると、[インターネット接続サーバーのセットアップ] 画面が表示される (画面40-5)。ここでは、インターネット接続の共有とNATでのルーターを選択できる。
画面40-5:[インターネット接続サーバーのセットアップ] 画面
[ネットワーク アドレス変換 (NAT) ルーティング プロトコルでルーターをセットアップ] を選んだ場合は、[次へ] ボタンをクリックすると画面40-6が表示される。ここでインターネットに接続するインターフェースを選択できる。
画面40-6:インターネット接続の選択画面
[新しいデマンド ダイヤル インターネット接続を作成] を選んだ場合は、[次へ] ボタンをクリックすると画面40-7が表示される。次に [デマンド ダイヤル インターフェイス ウィザード] が起動する (画面40-8)。
画面40-7:変換の適用画面
画面40-8:[デマンド ダイヤル インターフェイス ウィザード] の画面
次にインターフェースに名前を付ける画面が表示される (画面40-9)。さらに接続の種類を選択する画面が表示される (画面40-10)。ここでは、モデム、TAなどか、あるいはVPNかを選択できる。
画面40-9:インターフェースに名前を付ける
画面40-10:接続の種類を選択する
次にプロトコルとセキュリティのオプションを選択する画面が表示される (画面40-11)。ここでは複数のオプションを選択できる。さらにアカウント情報の入力画面が表示される (画面40-12)。
画面40-11:プロトコルとセキュリティのオプションを選択する
画面40-12:アカウント情報の入力
次に [デマンド ダイヤル インターフェイスウィザード] の完了画面 (画面40-13)、続いて [ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード] の完了画面が表示される (画面40-14)。最初の画面に戻ると、サーバーの状態が [開始] になっている。これでWindows 2000 Serverがダイヤルアップルーターになった。
画面40-13:[デマンド ダイヤル インターフェイス ウィザード] の完了画面
画面40-14:[ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード] の完了画面
画面40-15:サーバーの状態が [開始] になる
次に、Windows 2000 Serverをリモートアクセスサーバーにする場合を説明しよう。
画面40-4で [リモート アクセス サーバー] を選ぶと (画面40-16)、リモートクライアントのプロトコル選択画面 (画面40-17) になる。次に画面40-18が表示される。Guestログオンを許可するなら、ここにチェックを付ける。
画面40-16:構成として [リモート アクセス サーバー] を選ぶ
画面40-17:RASで使うプロトコルを選ぶ
画面40-18:Guestを有効にするかを選ぶ
次にプロトコルにTCP/IPを選択している場合は画面40-19が表示されるので、IPアドレスの割り当て方法を選択する。次の画面 (画面40-20) では、RADIUSを使うかどうかを選択する。さらに画面40-21が表示されるので、RADIUSサーバーと共有シークレット (パスワード) を入力する。
画面40-19:IPアドレスの割り当て方法を選択する
画面40-20:RADIUSを使うかどうかを選択する
画面40-21:RADIUSサーバーと共有シークレットを入力する
最後に完了画面 (画面40-22) が表示され、[完了] ボタンをクリックすると、サーバーの状態が [開始] になっている (画面40-23)。
画面40-22:リモートアクセスサーバーの完了画面
画面40-23:サーバーの状態が [開始] になっている
「ルーティングとリモート アクセス」アプレットで [リモート アクセス ポリシー] の [ダイヤルインのアクセス許可が有効な場合、アクセスを許可する] のプロパティを開くと (画面40-24)、リモートアクセスを許可する/拒否する条件の追加/編集・削除ができる。
画面40-24:[ダイヤルインのアクセス許可が有効な場合、アクセスを許可する] のプロパティ画面
[ルーティング インターフェイス] の [リモート ルーター] を右クリックするとメニューから [接続]/[切断] や [IPデマンド ダイヤル フィルタの設定] などができる (画面40-25)。
画面40-25:[ルーティング インターフェイス] − [リモート ルーター] の右クリックメニュー
[IP ルーティング] − [全般] の [リモート ルーター] を右クリックすると、メニューから [TCP/IP情報の表示]、[アドレス変換の表示]、[IPルーティング テーブルの表示]、[UDP リスナー ポートの表示] などができる (画面40-26)。
画面40-26:[全般] − [リモート ルーター] の右クリックメニュー
[IP ルーティング] − [全般] − [リモート ルーター] のプロパティを表示すると (画面40-27)、[IP ルーター マネージャを有効にする] や [ルーター発見のアドバタイズを有効にする] といったオプションを設定できる。
画面40-27:[全般] − [リモート ルーター] のプロパティ画面
[IP ルーティング] − [IGMP] − [ローカル接続] のプロパティを表示すると (画面40-28)、[IGMP を有効にする]、モード、IGMP (Internet Group Management) のバージョンなどを設定できる。
画面40-28:[IP ルーティング] − [IGMP] − [ローカル接続] のプロパティ画面
[IP ルーティング] − [ネットワーク アドレス変換 (NAT)] − [リモート ルーター] のプロパティを表示すると (画面40-29)、NATのオプションを設定できる。
画面40-29:[IP ルーティング] − [ネットワーク アドレス変換 (NAT)] − [リモート ルーター] のプロパティ画面